例大祭のレポっぽいものでも書こうか

 来場者数がやばすぎたとか、真っ先に書きたい事はあるんだけど、一応時系列に沿って書いていこうか。


 私の会場着は午前8時。雨の予報だったけれど、このときはまだ雨は降っていなかった。
 これでかなり早い方だと思っていたら、大いに甘かった。既に、どこから列が伸びているのか分からないくらい人が並んでいた。個人的には、これ以上早い時間にイベント会場に到着したくはないんだけど、今後は再検討する必要があるかも知れない。
 少し並んだあとに列が誘導されて、ビッグサイト正面の階段を上って少し歩いたあたり(だったと思う)の鉄道高架下にて待機になった。ここからが長い。約2時間もの間、立ちっぱなしな訳ですから。
 そんな長時間の待機中に雨が降り出したわけだけど、高架下だったおかげで、かなりの時間、雨をしのぐことが出来た。幸運である。正直、大半の人は大変だったろうなと思う。
 で、あるときにふと後ろの方を見てみると、階段の下にはどこまでも続く傘の列が。おいおいこれ何人いるんだよと。コミケじゃないのに。コレ全員会場に入れるの? というのが、この時の率直な感想だった。恐らく、到着時間が10分程度違うだけでも、並ぶ位置に大きく差が出る。それくらいの人間が群れを成していた。
 10時ごろになって、ようやく移動が始まった。とは言え、その後すぐに地霊殿体験版の列に並んだので、状況はあんまり変わらない。
 ゆっくりと列が進む間、隣の人と話す機会があった。イベントで見知らぬ人に話し掛けられるのは初めてです。まあ、その場にいた誰もが東方が好きで来ているわけですから、話が出来ないなんて事はないですよね。
 ただ、その人はどちらかと言えば萃夢想・緋想天寄りだったので、主にSTGのほうをやっている私とはちょっと合わなかったかも知れない。
 地霊殿体験版を買えたのは11時くらいだったか。その頃にはもう疲れていたので、自分が買った時の売り子さんが神主だったかどうかさえも確認していなかった。いやもう少し正直に言ってしまえば、自分の目が体験版のROMしか見ていなかった。
 その後はひたすらフリーダムに同人誌購入タイム! といきたかったのだけど、会場内の混雑がやばすぎた。他の人と触れ合わずに動く事などほぼ不可能。満員電車とまではいかなくとも、人口密集地は押し合いへし合いという状態。あらためて、東方人気の凄さというかヤバさを思い知る。
 一応、体験版購入後のルートは決めてあったのだけど、その通りに歩けるはずもなく。ひたすらに流れやすい方向に流れつつ、チェックしてあったサークルさんを、当初の順番関係なくまわっていきました。
 戦果は五分五分といったところ。目当ての半分くらいは買えた。会場のあの惨状の中では、このくらい買えれば御の字かと。その他、現地で良さげに思えたところももちろん購入していく。最終的には40冊くらい買ってたと思う。
 会場内は熱気がやばいので、適当に一段落つけて外へ。
 午後1時半くらいかな。外で休んでいる時なんだけど、知らない人に、「カタログ2000円で売ってもらえませんか?」と話し掛けられた。戸惑いつつも断りましたが、この時は、何でカタログを? と思ってました。
 後で知った事ですが、この時すでにカタログは完売になっていたそうです。
 多くのイベントでは、カタログが完売した時点で会場への入場はフリーになりますが、今回は余りにも人が多すぎたので、入場制限が掛かっていたそうです。それでカタログを持ってない人たちは会場に入れず、上記のような方法に頼らざるを得なかったみたいです。ほんと、あの場所にどれだけの人が集まっていたのだろうと思わずにはいられないですね。
 今回は、アフターイベントにも参加してみようかなと思ってしばらく会場に残っていましたが、ある時、アフターイベント中止のアナウンスが。
 まだアフターイベントというものを体験した事が無い自分としてはちょっと残念な気もしましたが、あの混雑具合を考えれば仕方のない判断ですよね。
 そんなわけで、私はそのまま帰りました。
 時間が空いたので、買えなかったものを求めてアキバにでも行こうかと思いましたが、私と同じような考えでアキバに向かう人も多そうなのでやめておきました。正直、まともに買い物出来そうにないですから……。


 とりあえず、私の見た例大祭はこんな感じでした。
 


 体験版の細かなプレイ状況はまた今度。
 とりあえず、あのLunaticは無理だと思う。