SSに関するぼやき
以下、作品についての解説とかぼやきとかをつらつら書いていこうかと思います。
私のSSは基本的にそのまんまですし、致命的なネタバレになるようなところはほとんど無いのですが、作品の内容に触れているので、一応「続きを読む」で隠しておきます。
浴衣について。
作品の後書きでもちょっと触れていますが、このSSは、色んなキャラがお祭りを楽しんでる所とか浴衣姿とかを書きたいなー、というところから始まっています。原作通りの服装も良いですが、たまには浴衣を可愛く着こなして欲しいなー、という妄想の産物ですね。
とか言いながら、かなすわには変な浴衣を着せちゃったんですけどね。ごめんなさい神奈子様諏訪子様。でもあのカエル浴衣の描写を書くのは楽しかった。
浴衣姿を書きたかったと言いつつ、その柄についてはちょっと苦労しました。
かなすわとか鈴仙、てゐなどはそのまんまキャラを表す柄を使えて楽だったのですが、咲レミや早苗さん、アリスなどは丁度良いものがなくて困りました。それで結局、そういったキャラには花柄などの一般的な浴衣を着せました。
他にも、イメージを膨らませるために、保存していた東方絵を漁ってみたり。
私のHDD内には東方絵が1万枚ほど保存されていますが、大半はそのままの服装で、浴衣って少ないですね。似たものである振り袖姿のものを合わせても数十枚しかありませんでした。
仕方がないので、やはりネットを頼ることに。このSSを書くにあたって、浴衣で何度ググったか分かりません。
登場キャラについて。
霊夢、魔理沙、早苗をメインに、お祭りの中で色んなキャラと出会っては別れていく形。
私はこの人間3人が割と好きなので、最近の作品ではよくメインになっていただいています。レイマリとかレイサナが好き。ただ私の場合は、百合というよりかは普通に仲良くキャッキャウフフしている所を書くのが好みですね。
咲レミなどその他の登場キャラは、思いつくままに書いた感じです。本当はゆゆよむとか慧音あたりも登場させたかったのですが、残念ながら良いネタが思いつきませんでした。
ただまあ、文章量を考えれば、キャラ数は今くらいが丁度良かったかなと思います。
永遠亭キャラの描写について。
鈴仙の扱いなど、うどんげっしょうの影響を受けまくってます。確実に。毎月買ってますし、よく読み返します。
そんな流れを汲んで(?)、永琳は鈴仙にあんなことを言ってますが、あれはあの場を丸く治めるために配慮した結果の発言なんだよ! と無意味なフォローを入れておきます。
オリキャラの女の子について。
前作『博麗の巫女が日常の中に願うこと』に登場したお手玉の女の子と同じです。
主な登場理由は、早苗や魔理沙の前で「霊夢お姉ちゃん」と言わせたかったため。
私は何故だか、年齢・外見的にはお姉さんキャラと言えるほどではないけれど、相対的に歳が上だからお姉さん役になってるというシチュがツボみたいなんですよ。だから、「お姉さん」じゃなくて「お姉ちゃん」。で、私のイメージでは霊夢がこれにぴったりだったりします。
お姉ちゃんと言われて張り切る霊夢も、それをからかわれる霊夢もかわいいです、はい。
魔理沙の着せ替え魔法について。
元ネタは儚月抄第九話の、紅魔館パーティに行く時の魔理沙の魔法(?)です。
私のSSでは着ているものがすっかり入れ替わってますが、儚月抄の方では服装のベースはそのままで、ちょっとおしゃれが追加されたという感じに過ぎないんですよね。まあこのへんは、二次創作をする際の解釈の幅ということで。
ざっと、思ったところはこんなものです。
そういえば今作はだいたい80kbです。いつも20kb前後の作品ばかりを書いている身としては、この程度の長さを書くだけでも疲弊しますね。なかなか完成系が見えて来ないあたりがとにかく辛いです。
100kb越えを書く人たちはどうやってるんだろうとか思ってしまいます。
ま、そんな製作裏話みたいなぼやきまで書き出したらきりがないので、このあたりで切っておきます。
拙作を読んで下さった皆様、本当に、ありがとうございました。